2021年8月6日 / 最終更新日時 : 2021年8月6日 touzainozomu 詩歌漫遊 立ちて思ひ居てもそ思ふくれなゐの赤裳裾引き去にし姿を 作者不詳歌 立ちて思ひ居ゐてもそ思ふくれなゐの赤裳あかも裾すそ引き去いにし姿を 作者不詳歌 (二五五〇) 訳)立っては思い 座っては思います くれないの 赤い裳の裾をひいて […]
2021年6月30日 / 最終更新日時 : 2021年6月30日 touzainozomu 詩歌漫遊 真木の葉のしなふ勢能山しのはずて我が越え行けば木の葉知りけむ 小田事 真木の葉のしなふ勢能せの山しのはずて我わが越え行けば木の葉知りけむ 二九一 小田をだの事つかふ 訳)真木の葉が しなやかにたわむ勢能山 いまは愛でずに わたしは超えてゆくが 木の葉は知ってくれただろう […]
2021年6月29日 / 最終更新日時 : 2021年6月30日 touzainozomu 詩歌漫遊 海の底奥を深めて我が思へる君には逢はむ年は経ぬとも 中臣女郎 海わたの底奥おきを深めて我あが思もへる君には逢はむ年は経へぬとも 六七六 中臣なかとみの女郎いらつめ 訳)ワタノソコ こころの奥底から わたしがおもいをよせる あなたにきっと逢いましょう 幾星霜を経ようとも […]
2021年6月20日 / 最終更新日時 : 2021年6月20日 touzainozomu 詩歌漫遊 ますらをや片恋せむと嘆けども醜のますらをなほ恋ひにけり 舎人皇子 ますらをや片恋かたこひせむと嘆けども醜しこのますらをなほ恋ひにけり 舎人皇子 〇『万葉集』巻二・一一七。舎人皇子は天武天皇の第三皇子で、『日本書紀』の編纂にも関わった。「ますらを」は立派な男子。ここでは […]
2021年2月26日 / 最終更新日時 : 2022年1月11日 touzainozomu 詩歌漫遊 水鳥の立ちの急ぎに父母に物言ず来にて今ぞ悔しき 水鳥の立ちの急ぎに父母に物言はず来けにて今ぞ悔しき 上丁有都部牛麻呂うとべのうしまろ ミズトリノ 立ち急いだせいで 父母に ろくに物も言わずに来てしまった 今が悔やまれる 万葉集巻二十。四三三七。駿河国 […]
2021年2月26日 / 最終更新日時 : 2022年1月11日 touzainozomu 詩歌漫遊 新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事 新あらたしき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事よごと 大伴家持 きょうは新年のはじまり そして折しも 立春でもあるきょうの ふりつもってゆく雪のように 吉よき事が積みかさなってゆく年 […]