2021年6月6日 / 最終更新日時 : 2021年6月6日 touzainozomu 詩歌漫遊 迷ふべき方も今無し行くほどにすべて心の故郷となる 與謝野寛(鉄幹) 〇『老癡集』(1934年)より。鉄幹晩年の作。若くして名を挙げ、壮烈な歌風で若者を魅了したが、その生涯は不遇だった。周囲からは追いやられ、さらにとなりには晶子という大歌人がいて、その存在はうすまるばかりであった。しかし、 […]
2021年6月6日 / 最終更新日時 : 2021年12月25日 touzainozomu 詩歌漫遊 早苗取る山田の懸樋もりにけり引くしめ縄に露ぞこぼるる 源経信 早苗さなへ取る山田の懸樋かけひもりにけり引くしめ縄に露ぞこぼるる 源経信つねのぶ(一〇一六~一〇九七) 訳)早苗をとる 山間やまあいの田の懸樋から 水がもれていたのだな 張ったしめ縄に […]
2021年6月3日 / 最終更新日時 : 2021年12月25日 touzainozomu 詩歌漫遊 花散りし庭の木の葉も茂りあひて天照る月のかげぞまれなる 曾禰好忠 花散りし庭の木の葉も茂りあひて天あま照る月のかげぞまれなる 曾禰そねの好忠よしただ(生没年不詳。一〇〇三年生存) 訳)花の散った 庭の木の葉も こんもりと茂ったので 空たかくから照る月 […]