2021年6月25日 / 最終更新日時 : 2022年1月11日 touzainozomu 詩歌漫遊 夢さめてねざめの床の浮くばかり恋ひきとつげよ西へゆく月 菅原孝標の女 訳)夢がさめて 寝覚めたての床は なみだで浮かんばかり それほど恋しくおもったとつげておくれ 西へゆく月よ ◯『更級日記』より。日記の後半、老いた作者の回想が断片的に書かれている箇所がある。なかでも、宮中 […]