2021年4月17日 / 最終更新日時 : 2022年1月11日 touzainozomu 詩歌漫遊 こみ合へる電車の隅にちぢこまるゆふべゆふべの我のいとしさ 石川啄木 こみ合へる電車の隅に ちぢこまる ゆふべゆふべの我のいとしさ 〇『一握の砂』所収。1908年に妻子を置いて単身上京した啄木は、朝日新聞に出社しつつ日々煩悶していた。貧乏、病苦、情事、社会情勢、人付き合い、そ […]