2021年9月4日 / 最終更新日時 : 2021年9月4日 touzainozomu 詩歌漫遊 風はやみ雲の一むら峰こえて山見えそむる夕立のあと 伏見院 風はやみ雲の一むら峰こえて山見えそむる夕立のあと 伏見院 四一三 訳)風がはやい 雲の一群が 峰を越えると 山容があらわになってゆく 夕立ち去ったこのながめよ ○『玉葉和 […]
2021年9月3日 / 最終更新日時 : 2021年9月3日 touzainozomu 詩歌漫遊 枝にもる朝日の影のすくなさに涼しさ深き竹の奥かな 京極為兼 枝にもる朝日の影のすくなさに涼しさ深き竹の奥かな 京極為兼 四一九 訳)枝をもれる 朝日のひかりは ほとんどまばらで 深々たる涼しさよ この竹林の奥 ◯『玉葉和歌集』巻三、夏 […]