2021年10月20日 / 最終更新日時 : 2021年10月20日 touzainozomu 詩歌漫遊 旅寝する蘆のまろ屋の寒ければ爪木樵り積む舟急ぐなり 源経信 旅寝する蘆のまろ屋の寒ければ爪木樵り積む舟急ぐなり 源経信(1016〜1097) 訳)旅寝する 蘆で葺いたあばら屋が 寒いので たきぎを切って積んだ 舟が急いでいるのだろう ◯『新古今和歌集』巻十、覉旅。九二七。詞書「 […]
2021年6月6日 / 最終更新日時 : 2021年12月25日 touzainozomu 詩歌漫遊 早苗取る山田の懸樋もりにけり引くしめ縄に露ぞこぼるる 源経信 早苗さなへ取る山田の懸樋かけひもりにけり引くしめ縄に露ぞこぼるる 源経信つねのぶ(一〇一六~一〇九七) 訳)早苗をとる 山間やまあいの田の懸樋から 水がもれていたのだな 張ったしめ縄に […]