コンテンツへスキップ ナビゲーションに移動

詩歌漫遊記

  • 詩歌漫遊
  • 遊歩漫想

吉井勇

  1. HOME
  2. 吉井勇
2021年7月4日 / 最終更新日時 : 2021年7月4日 touzainozomu 詩歌漫遊

海の子は高き帆桁に跨がりぬ雲にまがひしいさな船かな   吉井勇

◯『酒ほがひ』(1910)所収。「海の墓」より。「いさな」はクジラの古称。「いさな船」は作者の造語のようだが、捕鯨船のことだろう。吉井の父は海軍の軍人で、職を辞したあとは捕鯨会社につとめたこともあり、その影響がこの連作に […]

2021年4月20日 / 最終更新日時 : 2022年1月11日 touzainozomu 詩歌漫遊

君にちかふ阿蘇の煙の絶ゆるとも萬葉集の歌ほろぶとも 吉井勇

○『酒ほがひ』所収。吉井勇は『明星』出身の歌人で、与謝野晶子・寛の薫育をうけた。第一歌集の『酒ほがひ』は酒・恋・孤独といった青春のうたが奔放にみづみづしく詠まれている。  このような丈の大きいうたはそうお目にかかれません […]

最近の投稿

季めぐり宇宙の唇のさざめ言しろく降りくる冬も深まる  春日井建

2022年1月19日

春立つや愚の上に又愚にかへる   一茶

2022年1月11日

盗人に逢ふたよも有年の暮  芭蕉

2021年12月31日

冬籠りまたよりそはん此はしら   芭蕉

2021年12月29日

何に此師走の市にゆくからす   芭蕉

2021年12月28日

風寒み木の葉晴れゆく夜な夜なに残るくまなき庭の月影 式子内親王

2021年12月25日

神無月風にもみぢの散る時はそこはかとなくものぞかなしき  藤原高光

2021年12月22日

筑波嶺の峰のもみぢ葉落ち積もり知るも知らぬもなべてかなしも  常陸歌

2021年12月15日

夕ぐれは雲のはたてにものぞ思ふ天つ空なる人を恋ふとて  読み人しらず

2021年12月9日

珠洲の海に朝開きして漕ぎ来れば長浜の浦の月照りにけり   大伴家持

2021年12月4日

カテゴリー

  • 詩歌漫遊
  • 遊歩漫想

アーカイブ

  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月

Copyright © 詩歌漫遊記 All Rights Reserved.

Powered by WordPress with Lightning Theme & VK All in One Expansion Unit by Vektor,Inc. technology.

MENU
  • 詩歌漫遊
  • 遊歩漫想
PAGE TOP