2021年3月23日 / 最終更新日時 : 2022年1月11日 touzainozomu 詩歌漫遊 ありと見て手にはとられず見ればまたゆくへもしらず消えし蜻蛉 薫(源氏物語) あなたを目のまえに見て 手を伸べたけど届かなかった 今度こそはと見れば またもどこかへ消えてしまった 蜻蛉よ 『源氏物語』蜻蛉巻。薫は、宇治ではじめて大君を見たことを回想し、大君亡きあとそのゆかりと思った浮 […]
2021年3月17日 / 最終更新日時 : 2022年1月11日 touzainozomu 詩歌漫遊 囀に独起出るや泊客 召波 囀さへずりに独ひとり起出るや泊客 召波しようは 〇早朝、鳥が高く鳴いている。泊めていた客の様子を見に行くと布団はもぬけの殻。 いまごろ春の鳥にみちびかれて外をさんぽでもしているのだろうか。 […]
2021年3月3日 / 最終更新日時 : 2022年1月11日 touzainozomu 詩歌漫遊 「オヒルトリーのウィリアム・シンプソンへ」 ロバート・バーンズ To William Simson,Ochiltree Robert Burns May-1785 The Muse ,nae Poet ever fa […]